八木勇治
筑波大学 生命環境系 教授
専門: 地震学
「地震が語る言葉」を読み解き、真の姿を浮き彫りにする。
地下深くで何が起きているのか?
私たちは、世界中の膨大な観測記録から、断層がいつ、どこで、どのように動いたのかを精密に描き出し、 地震の多様性や発生・成長メカニズムを解明しています。
誰よりも早く、地震の正体に辿り着く
独自の解析理論を通じ、断層が織りなす複雑なステップがスローモーション映像のように目の前で紐解かれる。そんな、自然の摂理が顕になる瞬間が、この研究にはあります。
私たちが得る「世界初」の解析結果は、社会が求めている答えでもあります。その責任と興奮が、この研究の醍醐味です。
Mission | 社会の不安を知識で解消する
正体の分からない現象は、人を不安にさせます。しかし、何が起きたのかを正しく理解できたとき、人は冷静さを取り戻せます。
私たちは、地震発生直後に独自開発した世界最先端の解析手法を用い、「いま地球内部で何が起きたのか」を誰よりも早く可視化し、社会へ発信しています。
理論の追求にとどまらず、防災と安心に直結する理学研究を推進する。それが、私たちの研究室の使命です。
担当・居室・連絡先・座右の銘
担当学類: 生命環境学群 地球学類
担当学位プログラム: 地球科学学位プログラム, 山岳科学学位プログラム
居室: 自然系学系B棟B406 キャンパスマップ
研究室: 自然系学系B棟B108
連絡先: yagi-y [ at ] geol.tsukuba.ac.jp
座右の銘: 努力はすべて報われる訳ではない。しかし、努力なしでは報われない。腐らず、焦らず、努力あるのみ。
Events & News
- 研究室の特徴、希望者へのメッセージのページを更新しました。私自身、AIの能力にショックを受け、教育に関して考え直しました。また、AIを使ってWeb-siteを見直しました。(2026.02.6)
- オーバーシュートや残留ひずみにより古典的地震サイクルモデルの限界を示した研究は 、Seismica に掲載され、NHKニュース7 、毎日新聞 や地方新聞等にて報道されました。 私は、コミュニティ主導と公平性を掲げて立ち上げられた Seismica に、自身の研究成果を投稿することで応援していきます。(追記:2026.01.12)
- 井上さん(M1)と山口さん (D1) の2025年Myanmar earthquakeの特異な観測波形とそれを説明するブーメランのような逆破壊伝播を含む複数の非対称なバイラテラル破壊シークエンスを明らかにした論文が、Seismicaに掲載されました。(2025.05.21)
- 山口さん (D1) の2021年South Sandwich Islands地震の特異性を明らかにした論文が、Scientific Reportsに掲載されました。素晴らしいです!(2025.05.21)
- 修士課程卒業生の尾原さんの論文がGJIとPEPSに掲載されました。GJIの論文はnon-DCが顕著な地震について、PEPSの論文はカイコウラ地震について新たな光を当てたものです。コロナ禍で大変なところで、2本の論文を発表した尾原さんは素晴らしいです!(2024.2.2)
- 2023 Morocco earthquake が、バリアによって破壊が一時的に阻害された後にバリア破壊に伴う大きなすべりが発生した、いわゆるバリアモデル的な地震であったことを示した論文が、SRLに掲載されました。子育てで生産効率が落ちましたが、今後はコンスタントに筆頭論文を発表したいものです。 (2024.1.29)
過去のニュース
- 2022 Taitung, Taiwan, earthquake の破壊伝播方向が反転したり、本震がダブレット地震であったことを示した論文がScientific Reports に掲載されました。久々の筆頭論文です。 (2023.1.20)
- Tira Tadapansawut さんの鋭角に交わる共役断層の同時破壊の論文が PEPSに掲載されました。 (2022.10.26)
- 山下真司さんの時間適合スムージングを用いた新しいポテンシー密度テンソルインバージョンの論文が GJIに掲載されました。修士課程の学生が発表した筆頭論文「3編」の記録はそう簡単に破られないことでしょう。素晴らしいです! (2022.05.11)
- 山下真司さんの 2010 El Mayor-Cucapah 地震の複雑な震源過程を明らかにした論文がSScientific Reportsに掲載されました。 (2022.03.17)
- Incorporated Research Institutions for Seismology (IRIS) にTira Tadapansawut さんの研究が取り上げられました。 (2021.09.30)
- TSUKUBA JORNAL にインタビュー記事が掲載されました。(2021.04.22)
- 山下真司さんの2018年アラスカ地震の間欠的に加速する奇妙な震源過程を明らかにした論文がScientific Reports に掲載(2021.03.16)
日本語の説明 web-site - Tira Tadapansawut さんの2020年カリブ海地震と海底地形との関係を明らかにした論文がGRLに掲載(2020.12.06)
日本語の説明 web-site - 清水宏亮さんの断層形状とポテンシー分布を同時に求める新手法の論文がGJI に掲載(2020.10.16)