地下資源・惑星物質

人類の発展に欠かせない地下資源や、惑星内部の物質の性質やその移動現象について研究を行っています。
Keyword: 地球内部、鉱物、岩石、鉱床、レアメタル、物質循環、同位体、年代測定


鉱物資源は何故形成されたのか?

私たちの生活を支える有用元素・鉱物が局所的に濃集した地質体である“鉱床”は資源として重要であり,それらを効率よく発見・回収するために、全世界の鉱床の形成プロセスや地球表層における元素挙動の解明すべく最先端の分析機器類を使って研究を行なっています。(林・小室)



マグマから供給される資源

マグマに関連した鉱床試料(海底熱水鉱床、自然銅鉱床等)の化学組成分析による金属元素(特に金・銀・銅)の挙動、濃集機構に関する研究を行っています。これらの研究を通じて化学的資源探査法の開発やマントル-地殻の物質循環の解明を目指しています。(池端)


地球深部の鉱物の性質は?

地球内部は大部分が高温かつ高圧な状態であるため, 直接地球内部を見て調べることができません.私たちは、ダイヤモンドアンビルセル(DAC)という装置を用いて、鉱物を人工的に高温高圧な状態を再現し,鉱物を人工的に高温高圧な状態下に置いて観察し,地球深部の鉱物の性質について研究をしています。(興野)


地球内部の流体

水惑星地球は、表層だけでなく、岩石圏である地球内部も流体に富んでおり、その流体は鉱床形成やマグマ発生などに密接に関わっています。地球内部を移動する流体の一部は、鉱物の中に流体包有物として捕獲されるので、その分析を通じて様々な地質現象の一端を解読することができます。(黒澤)


岩石から地球の歴史を調べる

私たちは,マグマが固まってできた火成岩や変成作用を受けてできた変成岩を調べ、プレートの収束域で発生する現象、特に超大陸の形成や大陸地殻の成長といった地球進化の過程の解明や18億年前の広域的な火山活動や新たな岩体の形成過程について研究を行なっています。(角替)


この研究テーマに関係する教員

氏名 研究キーワード
荒川 洋二 火山活動、マグマ供給系、化学組成・同位体組成分析、マグマ生成メカニズム
池端 慶 海底熱水鉱床、自然銅鉱床、銅・鉄・亜鉛同位体、遷移金属元素、鉱床学
興野 純 鉱物の物理化学、結晶構造解析
黒澤 正紀 流体包有物、熱水流体、微量元素分析、加速器分析、隕石
小室 光世 鉱床形成プロセス、鉱床形成モデリング、熱水系、水岩石反応、地質環境性能評価
堤 之恭 * 地球年代学、地質学
角替 敏昭 変成岩岩石学、超高温変成作用、岩石-流体相互作用、下部地殻の進化
林 謙一郎 資源地質学、鉱物資源、熱水鉱床、安定同位体
安間了** テクトニクス、火成活動、海洋底地質学
丸岡照幸** 地球宇宙化学、環境動態解析、同位体地球化学、質量分析、惑星科学

注 * は連携大学院の教員、**は協力関係にある教員