地球進化科学

地球が誕生してから現在まで、46億年という膨大な時間が流れ、その間、地球自身、そして地球に生息する生物も進化発展してきました。地球進化科学では、地球の深部から地表までの歴史や仕組みを調べ、また、それらの知識をもとに未来を予測することを目指しています。地球の形成や変動、地球と共に進化してきた生物、また地球と生物がおりなす、さまざまな現象を解明するために、鉱物結晶の分子・原子レベルのミクロな現象から、地球規模そして太陽系規模のマクロな現象を研究しています。

地球科学専攻 地球進化科学領域(前期)、地球進化科学専攻(後期)は、生命地球科学研究群 地球科学学位プログラム 地球進化科学領域に改組しました。


研究分野

生物圏変遷科学: 生物の適応進化様式と地球表層生命環境の変遷を追及
地圏変遷科学: 地球表層部の環境変遷について地層などを通じて解明
地球変動科学: 固体地球の変動の物理的・機械的諸過程を解明
岩石学: 地殻とマントルの相互作用、岩石形成プロセスを研究
惑星資源科学: 地球・惑星システム進化の観点から物質の濃集・分散や資源の形成を研究
鉱物学: 鉱物の特性記載と生成機構を解明
地球史解析科学(連携大学院): 哺乳類古生物学・頭足類古生物学・ジルコン等放射性年代に基づき地球史の解析


取得学位

博士前期課程地球科学学位プログラムでは修士(理学)号、博士後期課程地球科学学位プログラムでは博士(理学)号が取得できます。


連携大学院

連携大学院は、筑波大学大学院の併任教官(教授、准教授)に任命された他の研究機関の研究者が指導教官となって、筑波大学博士号、修士号取得まで、学生の研究指導を行う制度です。学生は、筑波大学大学院の博士課程の各研究科に在籍し、課程修了に必要な単位を原則として筑波大学キャンパスの講義を受けて取得するとともに、指導教官の所属する研究機関において学位取得のための研究に従事します。地球進化科学領域は、国立科学博物館と協定を結んでいます。


ロゴマーク

筑波山とハンマーをモチーフにした公式な地球進化科学のロゴ。


問い合わせ先

筑波大学 生命地球科学研究群 地球科学学位プログラム地球進化科学領域事務室
〒305-8572 茨城県つくば市天王台1-1-1 自然系学系棟
電話:029-853-4510  FAX:029-853-7887