2021 South Sandwich Islands earthquake record observed at station GT.PLCA, IU.QSPA, II.SUR, G.COYO, GT.VNDA.

地震の声から、その真の姿を読み解く

八木 勇治 Yuji Yagi

筑波大学 生命環境系 教授

Research focus
地下深くで何が起きているのか?

世界中の観測記録から、断層がいつ、どこで、どのように動いたのかを精密に描き出し、 地震の多様性や発生・成長メカニズムを解明しています。

Motivation
誰よりも早く、地震の正体に辿り着く

独自の解析理論を通じ、断層が織りなす複雑な挙動がスローモーション映像のように紐解かれる。 そんな瞬間がこの研究の醍醐味です。

独自開発した最先端の手法から得られる「世界初」の解析結果は、社会が求めている答えでもあります。 その責任と興奮が、この研究の推進力です。

Mission
社会の不安を知識で解消する

正体の分からない現象は人を不安にさせます。しかし、何が起きたのかを理解できたとき、人は冷静さを取り戻せます。

地震発生直後に独自手法で「いま地球内部で何が起きたのか」を詳細に可視化し、社会へ発信する。 理論の追求にとどまらず、防災と安心に直結する理学研究を推進する。それが八木研の使命です。

Events & News

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  • Update 推薦書籍(Reading List)を公開しました。複雑なシステム、偶然、リスク、そして人間の認知バイアスなど、多角的な視点から「問いを立て直す」ためのヒントをまとめています。本を通じた雑談も大歓迎です。 2026.02.15
  • Update 生成AIの能力にショックを受け、教育に関して考え直しました。研究室の特徴希望者へのメッセージのページを更新しました。
    生成AIの助けを借りて、Web-siteをリニューアルしました。学生から、文章が八木さんの雰囲気とは違う、八木さんの文章が好きだったのにと言われ、指示に従い直しすぎたことを反省し、文章を修正しました。(追記: 2026.2.9)
    2026.02.06
  • Media / Paper オーバーシュートや残留ひずみにより古典的地震サイクルモデルの限界を示した筆頭論文がSeismica に掲載され、NHKニュース7毎日新聞 や地方新聞等にて報道されました。他のメディアでも取り上げられる予定です。私たちの問題意識を理解してくれる人が多いことにホッとしています。
    私は、コミュニティ主導と公平性を掲げて立ち上げられた Seismica に、自身の研究成果を投稿することで応援していきます。(追記: 2026.2.9)
    2026.01.12
  • Paper 井上さん(M1)と山口さん (D1) の2025年Myanmar earthquakeの特異な観測波形とそれを説明するブーメランのような逆破壊伝播を含む複数の非対称なバイラテラル破壊シークエンスを明らかにした論文が、Seismicaに掲載されました。 素晴らしい成果です! Google Scholarによると、公開から一年たっていませんが20回以上引用されています。(追記: 2026.2.9) 2025.05.21
  • Paper 山口さん (D1) の2021年South Sandwich Islands地震の特異性を明らかにした論文が、Scientific Reportsに掲載されました。素晴らしいです! 2025.05.21
  • Paper 修士課程卒業生の尾原さんの論文がGJIPEPSに掲載されました。GJIの論文はnon-DCが顕著な地震について、PEPSの論文はカイコウラ地震について新たな光を当てたものです。コロナ禍で大変なところで、2本の論文を発表した尾原さんは素晴らしいです! 2024.02.02
  • Paper 2023 Morocco earthquake が、バリアによって破壊が一時的に阻害された後にバリア破壊に伴う大きなすべりが発生した、いわゆるバリアモデル的な地震であったことを示した論文が、SRLに掲載されました。子育てで生産効率が落ちましたが、今後はコンスタントに筆頭論文を発表したいものです。 2024.01.29
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  • Paper 2022 Taitung, Taiwan, earthquake の破壊伝播方向が反転したり、本震がダブレット地震であったことを示した論文がScientific Reports に掲載されました。久々の筆頭論文です。 2023.01.20
  • Paper Tira Tadapansawut さんの鋭角に交わる共役断層の同時破壊の論文が PEPSに掲載されました。 2022.10.26
  • Paper 山下真司さんの時間適合スムージングを用いた新しいポテンシー密度テンソルインバージョンの論文が GJIに掲載されました。修士課程の学生が発表した筆頭論文「3編」の記録はそう簡単に破られないことでしょう。素晴らしいです! 2022.05.11
  • Paper 山下真司さんの 2010 El Mayor-Cucapah 地震の複雑な震源過程を明らかにした論文がScientific Reportsに掲載されました。 2022.03.17
  • Interview TSUKUBA JOURNAL にインタビュー記事が掲載されました。 2021.04.22
  • Paper 山下真司さんの2018年アラスカ地震の間欠的に加速する奇妙な震源過程を明らかにした論文がScientific Reports に掲載(2021.03.16)
    日本語の説明 Web-site
    2021.03.16
  • Paper Tira Tadapansawut さんの2020年カリブ海地震と海底地形との関係を明らかにした論文がGRLに掲載(2020.12.06)
    日本語の説明 Web-site
    2020.12.06
  • Paper 清水宏亮さんの断層形状とポテンシー分布を同時に求める新手法の論文がGJI に掲載。 2020.10.16

Information

担当学類: 生命環境学群 地球学類

担当学位プログラム: 地球科学学位プログラム, 山岳科学学位プログラム

居室: 自然系学系B棟 B406 (Map)

E-mail: yagi-y [at] geol.tsukuba.ac.jp