放散虫 Radiolaria
海産浮遊性の原生動物で、文字通り、一点を中心に殻が放射状に広がった形状をしています。
カンブリア紀に出現し、現在も世界中のほとんどの海域に生息しています。
殻は二酸化珪素でできており、大変硬く、地層の中にもよく残り、地層の年代を決めるのに大変役立ちます。
特に大型化石の産出しない、沖合深海性堆積物の中に多く含まれ、その時代を決めるときに使われます。
我々の研究室では、主に中・古生代の放散虫化石を研究しています。
下の写真は我々の研究室で扱っている放散虫です。クリックすると拡大します。クリック後はブラウザの戻るボタンでお戻りください。