2013年2月12日北朝鮮で発生した爆発的事象の解析(暫定)

ここでは、 IRIS-DMCからFDSNとGSNの地震観測網の波形データをダウンロードして、爆発的事象について解析しました。
体積変化に寄与する等方成分は、EIC地震学ノートに記載されている1995年10月1日と1996年1月27日にフランスが行った核実験web-siteとほぼ同程度となりますが、TNT火薬相当の値が同じであるかどうかは検討の余地があると考えます。

結果

等方成分 I = 3.4 x 10^16 Nm ;
破壊継続時間: 0.4 s 以下
震源はUSGSの値を使用しました。

(文責 八木勇治,エネスク ボグダン,西村直樹,江崎隼輝,笠原天人:筑波大学)

すべり量分布.星印は震央