微古生物学

微古生物学とは、微化石を研究対象とした古生物学のことです。
では微化石とは?
恐竜、アンモナイト、三葉虫、マンモス、メタセコイアなど、 肉眼で十分に観察できるくらいの大きさの化石は大型化石と呼ばれます。
それに対し、放散虫や有孔虫、コノドント、貝形虫、珪藻、花粉、胞子、石灰質ナンノプランクトンなど、 観察に顕微鏡などを必要とする小さな化石を微化石と呼びます。
微化石は少量の岩石からも多量の化石試料を得られるため、化石分帯を通しての年代判定や古環境解析に役立ちます。